スパイス農園主のノリノリ!ケララ料理レッスン
スパイス農園「ハリサ・ファーム」の台所に入りました。
わー、広い。
備え付けの大きなコーヒーミルまでありました。さすがコーヒーを産する地です。
中華鍋などもたくさん、壁からぶらさがっています。
あるじジェイコブからイチゴ柄のインド綿エプロンを渡されました。
ちょっと不相応なかわいさかも...。まぁいっか。ここは南インド、かまやしません。いそいそ付けて準備します。
「じゃ、始めよう!」。ジェイコブが指をパチンと鳴らします。
物静かだった彼が急に別人になりました。
キッチンはオレの舞台さイェイ、と踊りださんばかり。ノリノリです。たまげました。
「いいかい、まずはフライパンを温めて!」。すべての料理はこのセリフで始まりました。
「じゃあナスのカレーを作るよ」。ジンジャー、ニンニクは1かけずつ刻みます。
クミン、マスタードシード、チリは小さじ2分の1、ターメリックは小さじ4分の1、タマリンドは小さじ1...ジェイコブはカンペ、いや使い込んだ手書きのレシピ帳を見ながら説明します。必死でメモを取りますが追いつきません。お願い、ちょっと待って。繰り返してもらいます。
スパイスは油を熱したフライパンに入れて香りを出します。マスタードシードがはじけ飛ばないよう、おしゃもじを立てかけて。フタ替わりです。
庭からひとちぎり、カレーリーフも入れましょう。ぜいたくだな。鼻に近づけると、ほのかにスパイスの香りがします。西洋料理における月桂樹の葉っぱのような存在かもしれません。
さらに玉ねぎ100gも炒め、角切りナス300g、角切りトマト100gを入れて煮たらできあがりです。タマリンドとトマトのおかげで、やさしい酸味の効いたナスカレーになりました。
オクラのカレーはトウガラシが効いてスパイシーでした。
それにしても、どれもカレーという一言でしかくくれないのが、もどかしい。我が脳内辞書がペラペラに薄っぺらいせいもありますが...。
チャイも作りました。お鍋にたっぷりの牛乳を注ぎます。カルダモン、シナモンに加え、摘みたてカレーリーフを1枚、泳がせます。へぇー、チャイにも入れるんだ。
ダスト・ティーと呼ばれる顆粒状の葉っぱを入れて数分、煮込めばOKです。ハチミツや砂糖を入れていただきます。うーん、カルダモンが素敵に香って、いい仕事ぶり。
すっかり偏愛スパイスになりそうです。





