難問解決!ご近所の底力
「もったいない!食品ゴミをなくせ」
【放送日時】2009/12/11(金) 20:00~20:43 ●NHK総合
食料自給率の低下が問題になる中で、一向に減る気配を見せないのが、食品ゴミである。国内の企業や家庭から1年間に出される食品由来の廃棄物は、実に1900万トン。単純計算で、毎年5800万トンの食料品を海外から輸入しながら、その6分の1を廃棄していることになる。これはなんと、国民全員が一日に一食分を捨てる計算になるという。
こうした事態を受け、去年国は、「食品ロス削減に向けた対策会議」を初めて立ち上げ、対策に乗り出した。食品のゴミを減らし、豊かな食生活を送るためにはどうすればいいのか、ご近所の知恵を結集して考えていく。
<お困りご近所>
神奈川県川崎市宮前区鷺沼町会のみなさん 川崎市は、全国に先駆けて「ゴミ非常事態宣言」を出して以来、ゴミ問題と格闘を続けてきた。住宅地の多い宮前区鷺沼地区は、家庭からの生ゴミの多さに悩まされている。
町内会長の持田和夫さんは、無駄をなくすため町内会で出るゴミの調査に乗り出した。その結果、まだまだ食べられる食材を捨てられているケースが急増していることがわかったが、どうすればいいのかは、見当がつかない状態だ。
<妙案①>
大量の食品ロスを減らす事に成功した街・・広島市安佐北区 広島市安佐北区にあるNPO「あいあいねっと」の代表・原田佳子さんは、6年前から食品製造業やスーパーを回り、「規格外品」として廃棄される食品をタダで回収し、地域のお年寄り向けに食堂を開設したり、高齢者施設に提供したりして、有効利用する取り組みを続けている。地域にとって欠かせない存在になったこの活動をグッチ裕三さんが紹介する。
<妙案②>
食品ゴミが地域の暮らしを変えた街・・・長崎市横尾地区 長崎市横尾地区は、100人程の小さな自治会。しかし、「生ゴミリサイクル部」があり、地域の暮らしを大きく変えた取り組みをしている自治会として全国から注目を集めている。生ゴミを堆肥化して、住民たちが畑で野菜作りなどに応用しているのだ。今では地区の学校にも出張講座に出向き、給食の残りを応用して子供たちに野菜作りを指導するまでになった。おかげで子供たちの野菜嫌いも解消されたという。ゴミを減らすだけでなく、地区のみんなの暮らしに大きな影響を及ぼした妙案をルー大柴さんが紹介する。
【司会】和田アキ子、松本和也アナウンサー
【リポーター】ルー大柴(タレント)、グッチ裕三(タレント)


