こんなステキなにっぽんが
「雑穀の里 感謝の実り~岩手県 久慈市~」
【放送日時】2009/12/01(火) 21:30~21:55 ●NHK BShi

昭和の時代に撮影された1枚の写真を手に、多彩な旅人が日本各地を訪ね、今も残る「日本の原風景」を再発見してゆく紀行ドキュメンタリー番組。
今回、女優の田畑智子さんが訪ねるのは、岩手県の北東部、標高350メートルほどに位置する久慈市山根町端神(はしかみ)地区だ。今も茅葺きの風景が残る山里では、ほとんどの家でヒエやタカキビなどの雑穀を栽培している。実りの秋、農家の庭先には昔ながらの手作業で脱穀をする人々の姿。地区の中心に建つ水車小屋では、雑穀を突く杵の音が響き続けている。昔と変わらない東北の原風景が広がっている。
端神は傾斜が激しくて狭い耕地と、海から吹きつけるヤマセによる冷害で、稲作に不向きな土地だった。人々は生きるため、冷涼な気候でもたくましく育つ雑穀を栽培し、昭和30年頃までヒエや麦を主食としていた。稲作技術が発達して、米が獲れるようになった今でも、端神には雑穀を中心とした昔ながらの食文化が色濃く残っている。
先祖代々、暮らしを支えてくれた雑穀。人々はその年に実った雑穀で団子を作り、神様に供える。実りの秋、雑穀への感謝の気持ちを抱いて暮らす山里の人々を訪ねる。
●旅人=田畑智子(女優)


