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こんなステキなにっぽんが
「守り続ける先祖の麻~群馬県 東吾妻町~」

こんなステキなにっぽんが<br>「守り続ける先祖の麻~群馬県 東吾妻町~」

【放送日時】2009/09/15   21:30~21:55 ●NHK・ハイビジョン

麻を収穫する加藤虎ノ介
麻を収穫する加藤虎ノ介

 一枚の写真から、古き良き日本の原風景を今に訪ねる紀行ドキュメント番組。

 群馬県の東吾妻町岩島地区では、400年前から、家々で麻を栽培し、麻糸の原料となる「精麻」作りを受け継いできた。精麻とは、麻の茎の皮を乾燥させたもので、精麻を裂いてできた繊維をより集めると麻糸となる。「上州北麻」と呼ばれる岩島の麻は、かつては最上級麻の代名詞となるほどの質を誇った。

 しかし昭和30年代以降、化学繊維におされて麻糸の需要は減少し、一時は岩島地区でも精麻の生産は途絶えた。それでも人々は、精麻作りの伝統を消すまいと、再び麻を栽培し始めている。

岩島麻保存会会長と加藤虎ノ介
岩島麻保存会会長と加藤虎ノ介

 岩島で栽培される麻は3mを超え、細く長いのが特長。長い繊維がとれるため麻糸作りに適している。雨風で倒れやすいため、一カ所にまとめて栽培し、みんなで力を合わせて一斉に麻の取り込みを手伝う。昔から精麻は、集落で力を合わせてできる賜物なのだ。そして精麻作りの最後の仕上げが「麻ひき」。人々は、家の仕事そっちのけで神社に集まり、朝から夜まで食事を共にしながら作業に専念する。

 今も精麻作りで繋がる岩島の暮らしを見つめる。

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