Q:春先の寒さ対策はどうすればよいのですか?
A:市民農園では野菜農家のようにビニールハウスや暖房まで備えてまでやる必要はありません。基本は寒さに強い作物を栽培することです。ホウレンソウやキャベツ、レタスなど寒さに強い作物の代表格でしょう。特に春は栽培を始めるときは寒くても、収穫は暑さに向かう時期になるので、病虫害の影響も大きくなります。大きな被害になるのを避けるためにも、防寒資材を使って寒さを和らげ早めに栽培を開始するのは良い方法といえます。
寒い風が吹きさらしになっている畑で、資材を使って寒さを防ぐには以下のような方法があります。①透光性の不織布やビニールマルチで覆う、②トンネル支柱を立て、ビニールトンネルを作り畝全体を覆う、③作物の根元を稲ワラなどで覆う――などです。
ビニールマルチは黒色やシルバーなどで遮光性のものなら、マルチの下は真っ暗なので春先に雑草が繁茂するのを抑える効果もあります(ミニ解説「ビニールマルチの種類と用途」参照)。稲ワラなども厚く敷けば雑草対策になります。根元に稲ワラを敷き、さらに全体をビニールトンネルで覆うといった組み合わせにすればさらに防寒効果を期待することができます。

